ティラノスクリプトとローカルサーバー

「file not found:./data/system/Config.tjs」のポップアップが出て、画面が黒いままサンプルゲームが始まらない。ティラノスタジオをダウンロードする前に少し試してみたい。そんなときにローカルサーバー。

画面が黒いままでサンプルゲームが始まらない原因

セキュリティ上の理由(COR policy)で、Webサーバーにアップロードしていないファイル(files://)の読み込みをブラウザアプリが制限しているから。

解決方法

素直にティラノスタジオを使うか、ローカルサーバーを用意する。

  • テキストエディタの機能やプラグインを使うとか
  • PCのGoogle Chromeに拡張機能Web Server for Chromeを追加するとか
  • XAMPPとかを使う

とにかくティラノスクリプトをダウンロードして、index.htmlをブラウザで開くだけでは動かせないので、ローカルサーバーが必要。

例えばVisual Studio Codeの場合

vscodeというエディタにLive Serverという拡張機能を入れて、ローカルサーバーを立ててみます。 Live Server - Visual Studio Marketplace

インストールしたら右下に出る「Go Live」を押すとローカルサーバーが立ち上がります。やめるときも同じところを押します。

Live Serverの起動ボタンのスクリーンショット

デフォルトのポート番号は5500なので、http://localhost:5500にアクセスするとゲーム画面が表示されます。

Liver Server以外にも

上のメニュー「表示」→「拡張機能」でlocal serverと検索するとたくさん出てきます。 なるべく最近までメンテナンスされている物の中から選びます。

vscodeの拡張機能検索画面のスクリーンショット

おわりに

ティラノスタジオを使うのが一番楽で確実です。もし手持ちのスマホで動作確認したい時は、今回のようにローカルサーバーを立てる方法がおすすめです。

vscodeだけでなくSublime TextやAtomなどのエディタにも同様の機能があります。いろいろ試してみると楽しいかも。